秩父には多くのパワースポットがあり、その中でも秩父三社と言われるパワースポット神社の存在があります。
秩父神社・三峯神社・寶登山神社
その中のひとつが三峯神社です。
三峯神社は埼玉県秩父市の標高1100mの山の上にあります。
西武秩父駅からバスで1時間30分かかる山奥にあります。
関東一のパワースポットと言われている三峯神社には多くの人が参拝に訪れます。
ご祭神
主祭神
- 伊弉諾尊 (イザナギノミコト)
- 伊弉冉尊(イザナミノミコト)
由緒
時の権力者、景行天皇の命により東国平定に遣わされた日本武尊(ヤマトタケルノミコト)は甲斐国(山梨)から上野国(群馬)に向かう途中、三峯山に登り、道に迷いました。その時オオカミが道案内をしたと伝えられ、狼犬は神の使いとされ祀られているのです。
その後、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が平定した東国を巡幸した第十二代景行天皇時、三峯山に登りその景色の美しさに「三峯の宮」の名をつけたと言われています。
見どころ①三つ鳥居
境内の入口には明神型の鳥居を3つ組み合わせた珍しい鳥居。鳥居の前には狛犬ではなく、三峯神社の眷属である狼の像が鎮座していいます。
見どころ②日本武尊
参道を歩いた先、左手に山門、正面右手の小高い丘の上には日本武尊(ヤマトタケルノミコト)の立像があります。日本武尊の像は手を挙げて西の方角に向いて立っていると言われています。
大きさは本体5.2mで、地上から約15mの高い場所から見下ろしています。
自分の手と日本武尊の像の手と重なるように写真を撮ると日本武尊のパワーを受けることができると言われています。
見どころ③山門
左手手前には立派な山門が参拝者を出迎えています。随身像を左右に安置「随身門 (ずいしんもん)」
元禄4(1691)年建立。かつての仁王門だが現在仁王像は他寺へ移されています。扁額は江戸時代の画家・増山雪齋作。
この山門をくぐりしばらく歩く本殿の前に到着します。
見どころ④御神木
本殿の前に太い大きな木が本殿を守るようにそびえ立っています。
それが御神木(杉)です。源頼朝の家臣畠山重忠が寄進した樹齢800年の杉の木。穏やかな心で木に触れて祈れば、パワーがもらえると言われています。
見どころ⑤敷石の龍
御神木の間の石段を上がった先に本殿・拝殿が参拝者を待っています。
これは1992年、本殿前、賽銭箱の前の敷石に突然姿を現した龍。黒い顔に赤い目をした龍が姿を現したのです。この龍をスマホの待ち受けにすると願い事が叶うと言われています。
ぜひ、実際に行ってスマホの待ち受けにしてみてはいかがでしょうか?
見どころ⑥奥宮を遥拝する場所
「遥拝殿 (ようはいでん)」と呼ばれる見晴台。
隋身門に背を向けると秩父盆地を一望できる遥拝殿への階段があり、三峯神社の奥宮は境内から山道を1時間半歩かないとたどり着けないため、奥宮に行けない人がこの遥拝殿で拝んでご利益を受けます。
見どころ⑦えんむすびの木
三峯神社拝殿からさらに奥に進むと、もみの木とヒノキがぴったりと寄り添ったえんむすびの木があります。好きな人の名前と自分の名前を紙に書いて納めると恋愛成就のご利益があるとされています。
見どころ⑧お仮屋
日本武尊(ヤマトタケルノミコト)の道案内をした狼は神の化身とされ大口真神(おおぐちのまがみ)という神名で御仮屋(遠宮)にお祀りされています。その時の狼の為にお仮屋(宮)を建てた時狼が作り建ての石段を歩いて祠に入ったとされ狼の足跡が残されています。
その残された狼の足跡の上に手を添えて願い事をすると願いが叶うと言われています。
まとめ
日本武尊(ヤマトタケルノミコト)の伝説が残されている三峯神社で心を清める時間を持つことも現代人には必要なことではないでしょうか?
一度三峯神社参拝して見ればその神々の前で神妙にならざるを得ないことがわかると思います。